INTERVIEW 3 「北里大学 獣医学生」

※スペーサー

大学での説明会のときのこと

センター:今回、ご協力いただきありがとうございました。ずいぶん立派に育てて頂いて嬉しい限りです。去年僕、大学の方で説明会をさせてもらったのだけど、終わった後に僕のところに質問しに来てくれましたよね。その時僕はこう思いました。
「きっとこの人は怒っている」って。
「なんでそんなに処分するんだと思ってるだろう」って。
僕はその時そう感じたんですけど、実際どうでした?

学生(女性):うーん…。
学生(男性):多分、怒っているというよりは、疑問だったんじゃないかなと思います。愛護センターの活動とかに関しては。

センター:今回実際にミルクから育ててくれたのだけど、やり終わってその時と心境の変化はありましたか?
学生(女性):愛護センターに対する見方が変わったな、とは思いました。
センター:どう変わりました?
学生(女性):殺処分に関してとか、実際どういう子たちが殺処分されてしまっているのかって知らなかったので、動物愛護について考えていく中でそれを知ることができて、いい経験になりました。


避妊去勢のこと

センター:青森県もそうですけど、全国で多くの子ネコが処分されている現状があります。皆さん将来獣医さんになって、もしかしたら避妊去勢をする立場になるかな、と思いますが、実際に育ててみてどうでしたか?人間がほかの種類の動物、ネコとかを育てるのって「結構きついな」って思いました?
学生(女性):思いました。
学生(男性):思いました。
センター:もし、よければこれから避妊去勢をする側になった時に、そういう経験も伝えてもらえたらいいなって思います。今まだ獣医さんじゃないですけれど、なる前に命を救って頂いたので、きっといい獣医さんになると思います。
今回、どうもありがとうございました。
※スペーサー

青森県動物愛護センター